あなたは何か面白いアイデアを持っていませんか?例えば「毎朝すっきり快便になるためのちょっとしたコツ」や「300円でできちゃう節約料理」「通勤ラッシュ中にお腹を下してしまったときの対処法」などちょっとした知識でも大丈夫です。
もし、その知識を必要としている人がたくさんいるとしたら、あなたにはかなりの価値があるといえるかもしれません。でも、あなたの持っている知識って実際にはどれくらいの価値があるのでしょうか?
実はその「価値」を目に見える状態にできるサービスができました。それが「VALU」です。今回はそんな「VALU」をテーマにお話ししたいと思います。あなたの中に、自分でも気づかない眠っている価値が発掘されて思わぬ高値が付くかもしれませんよ?
あなたの価値はいくら?
では「VALU(バリュー)」とは実際どういったものなのでしょうか?「VALU(バリュー)」とは今年(2017年)の6月から始まったシステムで、個人の価値を数値化して、その数値化されたものを株券のように発行・交換できるものです。
簡単な例で考えてみましょう。あなたが「300円で出来る節約料理」を色々知識として持っているとしましょう。そして、この知識が他の人も欲していて、誰かにとって価値のあるものではないかと思ったら、まず「VALU」の会員に登録します。
最初は運営会社がTwitterやFacebookなどのSNSのフォロワーなどから、「300円の節約料理」の価値を数値化してくれます。こうして、審査に通ればあなたは「300円の節約料理」という知識を世の中に売ることができます。
そして、世の中の人があなたの節約料理を「すごい!」「これは役に立ちそう!」と思うと、節約料理の知識の需要が高まっていきます。その結果、どんどんその値段が上がっていくこととなります。ここまでが「VALU」で出来る「知識に価値をつける」ことの簡単な説明です。
しかし、自分の価値だけでなく、他人の知識であなたがいいな、と思うものがあったらそれを買うこともできる、それが「VALU」です。
他の人の知識も買える
「VALU」では別の人の知識や発想というのも買うこともできます。他人の知識(VALU)を手に入れるとあなたはVALUER(株主)になることができ、その人のタイムラインや限定公開コンテンツを見れるようになります。
つまり、「VALU」でこれからブレイクしそうな人、素敵な優待がある人、気になる人、応援したい人を見つけて、その人のVALUを手に入れることであなたにとって利益のある知識や情報をゲットできるかもしれないということです。
人の夢を支援するサービス
この「VALU」に似ているもので「クラウドファンディング」というものもあります。「クラウドファンディング」とは自分がやりたいプロジェクトに賛同してくれる不特定多数の人たちから、ネットを経由して少額の資金を援助してもらうことを指します。
例えば、あなたが手のひらサイズの空を飛べる装置を開発するための知識や技術を持っていたとしましょう。しかし、開発するには材料を買ったり場所を借りたりなどお金がかかりますが、そのためのお金がない。
従来でしたらなかなかお金を貸してくれる人はいませんので、諦めてしまうことが大半だったでしょう。しかしこの状況を変えたのが「クラウドファンディング」です。
クラウドファンディングでは、まずネットにそのプロジェクトを公開します。そのプロジェクトを見て「これはいいね!」と賛同してくれる人間から少しずつ資金を援助してもらいます。援助してくれた人には開発したできた装置を分けてあげる、といった形で還元してあげます。
「VALU」はこのクラウドファンディングを「人」という点に着目したものと言えるでしょう。運営会社はこのサービスのメリットを「経済的理由であきらめてしまった夢を、ファンから支援してもらい実現する」「支援する人はこれから伸びそうな人に自分で選んで投資でき、その後成長すれば見返りを得ることができる」と説明しています。
しかし、難しいことを開発したり発案したりすることだけがあなたのVALUではありません。VALUの中には買った人だけが参加できるイベントを開催したり、メールマガジンを送ったりして価値の提供をする、という気軽な形で参加している人も多いのです。
あなたの知識に価値がある!
あなたがVALUを発行してそれを買った人が何かしら得たいものを得られたとき、周りの人間はあなたに価値を見出してくれるかもしれません。
それこそ、冒頭で挙げたような日常のちょっとした豆知識をメールマガジンで毎月あるいは毎週、あなたのVALUを買ってくれた人に送ってあげるだけでも、その情報を欲している人からすれば実は価値のあるものかもしれません。
あなたが情報を発信してもよし、誰か他の人の役に立つ情報を気軽に買ってみるもよし。この「知識の価値化」という新しい分野をあなたも気軽に楽しんでみませんか?
参考元:https://valu.is/