この記事では「SBIFXトレード」についてご紹介していきます。
最近ですと、フリークライミングのCMであったり街中のポップな絵が描かれた広告であったりなどで見かけることも多い印象を受けます。
今回はSBIFXトレードとはどういう会社なのか知りたいという人に向けて、GOAOnline編集部が実際に取引して感じた点も感想として加えながら説明していきたいと思います。
目次
SBI証券とSBIFXトレードは違う!?
まず初めに説明しておかなければいけないことが、「SBI証券」と「SBIFXトレード」は全くの別物であるということです。
名前も似ていて紛らわしいですし、調べてもよくわからないため混乱した、という話をよく聞きますので、ここで一度整理しておきましょう。
どちらもSBIグループの提供しているサービスですが、互換性は全くありませんので口座開設を行う際には注意が必要です。
「SBIFXトレード」はSBIグループのFX専門会社であり、FXの取引のみ出来ます。一方で「SBI証券」はFXの他に株式や債権などの取引も可能な証券会社となっています。
ただFXの取引という点で言えばSBIFXトレードの方が優れている点が多いですので、今回の記事ではSBIFXトレード(以下SBIFX)の紹介を主に行っていきたいと思います。
SBIFXトレードのメリット
まずは、SBIFXで取引するメリットについて見ていきましょう。最近人気が急上昇してきたことには次のような良い点があるためと思われます。
利点1:驚きの最低必要資金!
SBIFXがオススメできる一番のポイント、それはたった4円程度でFXを始められるところです。
一般的な証券会社ではFXの取引をするための必要資金が約4万円、安いところでも約4000円ほど必要とされていますが、SBIFXではその金額が約4円なのです。(1ドル=100円での計算)
この最低証拠金が少ないという点は、これからFXを始める初心者にとって何よりも大きいメリットだと考えられます。
例えば、取引のミスで投資していた額の半分を失ってしまう場面に直面したとしましょう。
この時、一般的な証券会社で4万円投資していた場合、2万円の損失となってしまいますが、SBIFXで4円しか入れていなければ、たった2円の損失となります。
初心者のうちは何かとミスを繰り返してしまうものです。そのため、出来るだけ少ない金額で運用できる証券会社で練習感覚で少額から取引してみるというのは良い選択だと言えます。
利点2:ドル円の取引手数料がお得!
FXでは毎回の取引に手数料としてスプレッドがかかります。そうであるならば、このスプレッドの額が低いところが良いですよね。
SBIFXは、この点でも他の証券会社より優れており、一番取引が盛んでメジャーであるドル円(ドルと円の取引)で0.27銭という業界最低水準のスプレッドを実現しています。
他の証券会社では多くのところで0.3銭や0.5銭となっており、そういった証券会社と比べればSBIFXではドル円を取引するときの手数料が50~10%ほど安くなっているのです。
またその他の通貨も、日本とどこかの国の通貨の組み合わせの場合、他の証券会社よりもスプレッドが低めに設定されていることが多いので、FXの取引をお得に行いたいという人にはオススメできるのです。
利点3:取引できる通貨ペアの選択肢が多い
どこの国の通貨と通貨を取引をするか、という組み合わせのことを通貨ペアと言います。
そして証券会社によってどの通貨ペアが取引できるかは予め決まっているのですが、SBIFXトレードはその選択肢が多いのです。
SBIFXでは2017年9月現在26種類の通貨ペアで取引可能で、これは前で述べたスプレッドが低めに設定されている証券会社の中では多い方と言えます。
選べる通貨ペアの選択肢が多ければ、あなたがうまくトレードできる通貨はどれなのか、ということが見つかりやすいと言えるでしょう。
さらに最低資金額の少なさから、どの通貨ペアも100円程度あれば売買してみることは可能ですので、色々な国の通貨の取引を楽しんでみるというのも一つのFXの醍醐味かもしれません。
利点4:スマホアプリが使いやすい
そして、SBIFXトレードが良いと感じる4つ目のポイントとしてスマホアプリが使いやすいことがあります。
これから何度も行うFXの取引がストレスなくできるということはとても重要なポイントです。
SBIFXのスマホアプリでは取引や相場の確認などがやりやすいため、外出先でトレードすることが多い人でもストレスなく取引することが出来ると言えます。
また、通貨ペアのスキン画像を各国の名所の画像(上)や各国をイメージした女の子の画像(下)に変更できるといった遊び心もあり、初心者がFXに親しみやすくなる面白い試みだと思います。
スキン画像「モチーフ」
スキン画像「ガールズ」
SBIFXトレードのデメリット
さて、ここまでSBIFXの良い点を紹介してきましたが、続いてデメリットと感じる点も見ていきましょう。
欠点1:取引量が増えると手数料が上がる
メリットの方で、手数料であるスプレッドの狭さについて触れましたが、SBIFXの残念な点として、1回の取引量が増えるとスプレッドが広がってしまう点があります。
例えばポンドとオーストラリアドルの通貨ペアのスプレッドは1.6銭と言われていますが、これは1万通貨までの取引の場合です。(日本円の場合、レバレッジ最大で約6万円弱の取引)
10001通貨以上の取引の場合、3.1銭となってしまい、手数料がおよそ2倍になってしまうことになります。
その点から、初心者が少ない資金で始めるためには最低必要資金の少なさも相まってお得にトレードが出来るのですが、だんだん運用資金を増やす時には手数料に注意が必要と言えます。
欠点2:小数点以下の桁数が多くて見づらい
これは人によって異なる感想を持つ可能性がありますが、SBIFXのレートは見づらいと言われることが多いです。
一般的な証券会社だと、1ドル123.456円という様に小数点3桁(0.1銭単位)で表示されていることが多いです。
しかしSBIFXでは、1ドル123.4567円といった形に一桁多く表示されることになります。
普通の小数点3桁表示でも十分トレードはできますし、一桁多くしたことによって逆に見づらいという意見も多く見られます。
慣れの問題もあると思いますが、他の証券会社と併用する人は注意が必要です。
まとめ
以上でSBIFXトレードのメリットデメリットをまとめてきました。SBIFXは次のような人に特におススメしたい証券会社です。
~こんな人におススメ~
・取引手数料を出来るだけ低くしたいという人
・色んな通貨で取引してみたい人
もし興味が湧いたら、まずは口座開設から初めてみると良いと思います。
口座開設も入出金自体も無料で出来ますので、少ない金額でゲームのような感覚で気軽に始めてみてはいかがでしょうか?
【SBIFXトレードHP】