あなたは「借金」という言葉を聞いてどんなイメージを思い浮かべますか?おそらく多くの日本人はマイナスのイメージを持っているでしょう。
しかし借金の仕方によっては人生をお得にできるものであり、成功者の多くは借金を上手く利用して富を築いています。
今回の記事では良い借金と悪い借金の具体的な例をあげて解説していこうと思います。
永遠にお金が増えない借り方
多くの人が目先のお金がないからなんとなく借金をしています。
例えば『洋服が欲しいから』や『生活費が足りないから』などが挙げられます。
目先の満足を得ることができるかもしれませんが、今後のことを考えるとマイナスに働くでしょう。
クレジットカードなどの決済は便利でつい使ってしまいがちですが、今お金が欲しいというような短期的な欲求で借金をすると、悪い借金を生む原因になりますので注意が必要です。
お金が増える借金
では一方で長期的にみて、お金を増やすことができる良い借金とはなんでしょうか?
例えばあなたが取得したい資格がフィナンシャルプランナーで、そのコースが10万円だとしましょう。
10万円を一気に支払うのはちょっと気が引けるので、そんな時に利用するのがいいかもしれません。
10万円を借りると想定した時に、利率が5%だとすると1年で約10万5000円返す計算になります。
しかしあなたは5000円多く払うことで生涯わたる知識や技術を身につけることができるので、これは将来の先行投資だと言えます。
知識への投資は将来の収入の増加に直結しやすいので良い借金だと言うことができるでしょう。
借金で信用が得られる?
借金をすることには信用を得るという側面もあります。
例えば、あなたは知らない人にお金を貸すのと何回もお金を貸し借りしている友達に貸すのはどちらが信用できますか?
きっとあなたは友達の方に貸すと思います。
この話は銀行や消費者金融にもいえて、お金を何回も借りてきちんと返したという過去の事実があなたの信用高めていくのです。
その信用は将来車や家を買う時にプラスに働き、より多くの借り入れがしやすくなります。
よって借金は将来の信用の獲得に大きく貢献することもあると言えます。
借金は悪じゃない
多くの人が使っているソフトバンクという会社が、実は現在10兆円ほどの借金があります。
しかしこれはソフトバンクが大きな事業に投資するためにお金を借りています。
これは規模は違えど、あなたにも同じことが言えますよね。
つまり借金というには必ずしも悪いことではなく、いい道具にもなります。
もちろんその分借金にはリスクもありますので、『借金は計画的に』この一言は忘れてはいけないでしょう。