突然ですがあなたにクイズを出します。
「人生の3大費用」を表す組み合わせとして、次のうち正しいものはどれでしょう?
- 一生涯の生活費、子供の教育費、医療費
- 子供の教育費、住宅購入費、老後の生活費
- 住宅購入費、医療費、親の介護費
いかがですか?
これは金融広報中央委員会が行った、日本人の金融リテラシー(お金の知識や判断力)の現状把握を目的とした調査で出題された問題です。
実は、日本人は先進国の中でも金融リテラシーがかなり低く、金融に関する知識や情報を正しく理解し、経済的に自立する能力が欠如していると言われています。
あなたの金融リテラシーは何点?
下記にて5問ほどピックアップしてみたので、試しにあなたの金融リテラシーレベルがどれくらいかチャレンジしてみましょう。
①「人生の3大費用」を表す組み合わせとして、次のうち正しいものはどれでしょう?
- 一生涯の生活費、子供の教育費、医療費
- 子供の教育費、住宅購入費、老後の生活費
- 住宅購入費、医療費、親の介護費
②金利が上がったら、通常、債券価格はどうなるでしょう?
- 上がる
- 下がる
- 変化しない
③金利が上がっていくときに、資金の運用(預金等)、借り入れについて適切な対応はどれでしょう?
- 運用は固定金利、借り入れは固定金利にする
- 運用は固定金利、借り入れは変動金利にする
- 運用は変動金利、借り入れは固定金利にする
- 運用は変動金利、借り入れは変動金利にする
④保険の基本的な働きに関する次の記述のうち、適切なものはどれでしょう?
- リスクの発生頻度は高いが、発生すると損失が大きい場合に有効である
- リスクの発生頻度は低いが、発生すると損失が大きい場合に有効である
- リスクの発生頻度は高いが、発生すると損失が小さい場合に有効である
- リスクの発生頻度は低いが、発生すると損失が小さい場合に有効である
⑤インフレ率が2%で、普通預金口座での受取利息が1%なら、1年後にこの口座のお金でどれくらいの買い物ができるか?
- 今日以上に物が買える
- 今日と全く同じだけ物が買える
- 今日以下しか物が買えない
はい、お疲れ様でした。
それでは答え合わせてしましょう。
答え合わせ
①「人生の3大費用」を表す組み合わせとして、次のうち正しいものはどれでしょう?
- 一生涯の生活費、子供の教育費、医療費
- 子供の教育費、住宅購入費、老後の生活費
- 住宅購入費、医療費、親の介護費
答えは2番
②金利が上がったら、通常、債券価格はどうなるでしょう?
- 上がる
- 下がる
- 変化しない
答えは2番
③金利が上がっていくときに、資金の運用(預金等)、借り入れについて適切な対応はどれでしょう?
- 運用は固定金利、借り入れは固定金利にする
- 運用は固定金利、借り入れは変動金利にする
- 運用は変動金利、借り入れは固定金利にする
- 運用は変動金利、借り入れは変動金利にする
答えは3番
④保険の基本的な働きに関する次の記述のうち、適切なものはどれでしょう?
- リスクの発生頻度は高いが、発生すると損失が大きい場合に有効である
- リスクの発生頻度は低いが、発生すると損失が大きい場合に有効である
- リスクの発生頻度は高いが、発生すると損失が小さい場合に有効である
- リスクの発生頻度は低いが、発生すると損失が小さい場合に有効である
答えは2番
⑤インフレ率が2%で、普通預金口座での受取利息が1%なら、1年後にこの口座のお金でどれくらいの買い物ができるか?
- 今日以上に物が買える
- 今日と全く同じだけ物が買える
- 今日以下しか物が買えない
答えは3番
いかがでしたか?
本来のテストであれば問題数はもっと多いのですが、あなたは5問中何問正解できたでしょうか?
ちなみに全国平均点は52.2点、男性は53.6点、女性は50.8点、18-29歳では41点、30代で46.3点、40代で50点となっているようです。
実は金融リテラシーのレベルはあなたの所得、つまり自由に使えるお金と深い関係があるのです。
お金にも働いてもらう力=投資
金融リテラシーが高い人は労働による所得だけでなく、投資による所得も得ることができるため、収入源が2つある状態です。
「投資」と聞くと借金をしてしまう人や、大金持ちの人をイメージしがちですが、それらは極端な例に過ぎません。
投資とはお金にも働いてもらうスキルであり、正しい知識と適切な判断力があれば、労働以外の収入を得られます。
そのためにも、まずはあなた自身が金融リテラシーを高める必要があるでしょう。
当サイトでは他にも金融に関する情報を掲載しておりますので、今回のテストを機に、金融リテラシーを高める習慣をつけてみてはいかがでしょうか。
『世界との比較』