前回は株と債券の特徴を解説しましたが、今回はファンドの投資スタイルについてお話ししたいと思います。
大きく分けると『インデックスファンド』と『アクティブファンド』に分けられます。
なんだか難しそうに聞こえますが、この二つには大きな違いがあるのですぐに理解できるでしょう。
この記事を理解することでどちらの手法で運用すべきなのか、そして投資信託を始めた後にも、ファンドがどのような方針で投資をしているのか知ることができるのでぜひご覧ください。
それではまずはインデックスファンドから解説します。
インデックスファンド
まずインデックスファンドの特徴を挙げます。
インデックスファンドは一つの会社に絞って投資しようとせず、色々な会社の株をちょっとずつ買うイメージを持ってもらうと良いでしょう。
なので、もし一つの会社が経営不振になってもリスクが分散しているため、最小のダメージに抑えることができます。
そして一つのことを徹底的に分析せず、成長しそうな株を買うイメージなので、手間があまりかかりません。
ということから、手数料がとても安いのも一つの特徴です。
アクティブファンド
一方アクティブファンドの特徴としては、
などが挙げられます。
そしてアクティブファンドには投資信託では致命的な、手数料が高いという特徴があります。
理由としては投資のプロが一生懸命考えたり分析したりして、どこの会社が伸びるか考えるのでとても手間がかかる理由から、どうしても手数料が上がってしまいます。
そして一つの会社に投資する傾向がありますので、リスクがとても高いのが特報です。
逆にリターンはどうなのかというと、20年間の分析の結果8割の確率でインデックスファンドがアクティブファンドを上回ったというデータがあります。
もしかしたら大きなリターンがあるのではないかという魅力ももちろんありますが、その分リスクも大きいので安定性に欠けます。
まずはインデックスファンドから!
アクティブファンドは運が良ければインデックスファンドを上回ることはありますが、長期的に見ると、やはり手数料の面で厳しいところがあります。
まだあまり投資信託について詳しくない人は、とりあえずインデックスファンドを選んでおけば間違いないでしょう。
後々自分でしっかり判断できるようになったらアクティブファンドも視野に入れると良いかもしれません。
次回はおすすめの銘柄と取引所について解説します。
[近日公開]