『人生最大の発明は複利である』
これは天才科学者アインシュタインの名言です。
なぜあれだけ功績を残したアインシュタインがこのような名言を残したのでしょうか?
今回はその『複利』のすごさを解説していきます。
複利とは
複利とは利子にまた利子がつくように、雪だるま式にお金が増えていくことを言います。
例えば分かりやすく説明すると、普通預金の金利が5%だとして、あなたが100万円を預けたとします。
そうするとあなたのお金が次の月には105万円になり、さらに次の月は110万2500円になります。
この110万2500円のこの『2500』円が複利によって生まれたお金です。
複利の反対語として『単利』という言葉がありますが、これは上記の例でいうと100万円から105万円になり、次の月は110万になるといったような増え方です。
単利は最初の元本分のみが増え続けるというイメージです。
この『複利』を知っているか知らないかで長い間で見るととんでもない差がついてしまうのです。
次ではもう少し大きい数字を用いて、さらに複利のすごさを紹介します。
誰でもお金持ちになれるのか?
例えば頑張ってアルバイトや仕事をして、毎月3万円を毎月の利益が6%の投資信託の積み立てで40年間続けたとします。
すると合計で約1500万円しか入れてないのに40年後には約『6000万円』になります。(税金は考慮しない)
6000万円も貯めることができれば、そうとうゆとりのある老後を送ることができるのではないでしょうか。
金融リテラシーがあるかや、若いうちからコツコツ積み立てていけるかどうかでここまで人生が変わってしまうなんて恐ろしいことです。
複利の思考を生活に生かそう
『複利』という言葉は私たちの資本主義社会において、お金持ちになるためには理解することが必須です。
それにも関わらず多くの人は複利の考え方をしないで生きているのが現実です。
今回は主にお金での例を出しましたが、これは勉強や読書にも当てはまります。
新しく学んだことでさらに新しいことを学ぶというようなことはまさに複利とは同じではないでしょうか?
なかなかすぐには結果が出ませんが、10年後のなりたい自分に向けてコツコツすることが大事だと言えます。
あなたもご存知の通り、日本の未来は決して明るいと言うことができません。
これから金融リテラシーがあるかないかでますます貧富の差が大きくなっていると思われます。
あなたはどちらになりたいですか?