レバレッジとは?正しい活用方法もチェック!~FX入門用語解説!

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私たちが少ない元手でも大きな利益を生みだせる、これは「レバレッジ」というしくみによって成り立っているといっても過言ではありません。

しかし一方で正しくレバレッジを理解していないと、あっという間に資産を失ってしまうことにつながります。

今回の記事では、レバレッジとは何か、という簡単な説明から、上手なレバレッジの使い方などあなたがFXをやる上で知っておきたいレバレッジに関する知識をまとめております。

レバレッジとは?

まず初めに、レバレッジを簡単に解説しましょう。

レバレッジとは、実際に持っている資金に対して何倍のお金で運用するか、という倍率のことです。つまりレバレッジは「○倍」という言い方をします。


レバレッジの具体例

あなたが1万円を持っているとしましょう。

レバレッジが1倍の場合、FXで取引する際も1万円分の通貨しか買えません。1ドル100円ですと、100ドルまで買うことが出来るわけです。

しかし、レバレッジが5倍ですと、FXの取引上は5万円分運用できることになりますので、500ドルまで買うことができるということになります。


このように、実際持っているお金より多くのお金を運用するためのしくみがレバレッジということになります。

では何故FXではレバレッジのしくみが存在するのでしょうか?

何故レバレッジが存在するのか?

何のために持っているお金より大きな金額を動かせるレバレッジというしくみが存在するのか、それは主に3つの理由があります。

理由1:少額の資金を効率よく運用するため

FXでレバレッジが存在する1つ目の理由、それは少ない元手でも生み出す利益の額を大きくして効率よく運用するためです。

ここでは具体例としてドルと円の関係を使った取引に注目してみましょう。

ドル/円は1日の間で、およそ0.1円~1円程度の値動きの幅を取ることが多いです。

もしレバレッジが存在しない状態で、あなたが1万円をドルに換えていたらどうなるかを計算してみましょう。

1ドル100円の時、1万円で買えるのは100ドルとなります。この日は1ドルあたり1円という大きな値上がりをしても、100ドルしか持っていませんので、利益は100円となります。

つまり1万円という少額の投資の場合、レバレッジがないと利益を生みだす速度がゆったりとしたペースになることがお分かりだと思います。

では一方でレバレッジを25倍にして運用した場合はどうでしょう?

レバレッジが25倍の場合は25万円分で2500ドル買うことができます。つまり、上と同様に1円値上がりした場合、2500円分の利益となることがわかります。

つまり、レバレッジは少額でFXを始める人でもある程度の利益を上げるためのシステムとして重要な役割を果たしているのです。

理由2.FXに参入する敷居を低くするため

2つ目の理由として、レバレッジがあることによってFXに参加しやすくすることがあります。

FXでは基本的に最低「1万通貨」という単位で取引をすることが多く、例えば米ドルであれば「1万ドル」を買うことになります。

そして上記を「円」に置き換えると、為替レートが1ドル=100円だった場合、1万ドル=100万円ということになります。

しかし100万円ないとFXの取引が出来ない、というのは初心者にもあまりにもハードルが高すぎます。そこで登場するのがレバレッジなのです。

日本国内の証券会社であれば、レバレッジは最大で25倍をかけることができます。

すると、取引の最低金額が100万円であったとしても、レバレッジを25倍かければ実際に用意する金額は4万円で済むことになります。

初心者でもFXに入りやすくするための工夫がレバレッジの持つ役割となります。

理由3:お金の価値が0になることが考えにくい

3つ目の理由として、価値がいきなり0になるということが考えにくい国のお金を対象とする投資であることが挙げられます。

例えば会社の価値を見込んで投資する株の場合、会社が倒産すると価値が0になるということは十分ありうることでしょう。

しかし、FXで扱う通貨を考えた時、どこかの国のお金の価値がいきなり0になるということは考えにくく、ある程度の倍率で運用しても一気にお金を失うことは考えにくいでしょう。

そのため、FXでは株よりも大きな倍率で運用することが可能なのです。

ここまでレバレッジを用いて効率よく利益を上げる話をしましたが、もちろん予想を外してしまえばその分の損失が生まれるというリスクも考える必要があります。

次はレバレッジの危険性とその対処法について考えてみましょう。

「FX=危険」はレバレッジの使い方次第

ここまででレバレッジは少額でのFXの参加を可能にさせてくれるもの、という説明をしてきました。

しかし、運用するお金の倍率をあげるということは、その分危険性があることを理解しなければなりません。

「FXは危険」、「FXでお金を溶かした」といった失敗談はレバレッジを上手く使えていないことに原因があります。

FXを始める人の中には、FXを正しく知らないまま短期間で一攫千金を狙いたいという夢物語のような目的をもって始める人も残念ながら多くいます。

しかし、始めたての初心者がいきなり投資の世界で勝ち続けることなどできません。大きな金額にレバレッジをかけるような無茶な運用することで、損失は一瞬にして膨らみます。

つまり、初心者のうちはそもそも運用をする量を少なくするなどして、自分が許容できる損失の量のうちで取引するべきなのです。

レバレッジ適用時の具体的な利益/損失は?

では続いて、あなたがFXでレバレッジを使って取引した場合、具体的にどのような利益や損失が出るか、ということについてイメージしてみましょう。

トレードの設定

元手:10万円
レバレッジ:10倍
取引通貨:ドル/円
トレード内容:1ドル100円の時に買い、1ドル100円50銭の時に決済
1回に取れた利益幅:0.5円 (50pips)

上のようなトレードをした場合、どれくらいの利益が出るのでしょうか?

10万円でレバレッジが10倍ですので、100万円でドルを1万通貨分買うことが出来ます。

この1ドル100円で買った1万通貨分のドルが、0.5円分値上がりして決済すれば、

0.5円×1万ドル=5000円

という利益が生まれることになります。もちろん逆に値下がりすれば5000円の損失となってしまいます。

つまり、10万円でレバレッジ10倍の取引を上のように行った場合、大体5000円程度の利益や損失が動くということになります。イメージは持てましたでしょうか?

レバレッジの上限は何倍?海外口座は?

ではFXでかけられるレバレッジの倍率について理解していきましょう。

国内の証券会社で個人が運用する場合は上限で25倍と法律で決められております。

しかしこれは日本国内のみで適用される法律ですので、海外に拠点を置く証券会社には適用されません。

そのため、海外の証券口座にはレバレッジの制限はなく、会社によっては500倍といったレバレッジをかけることができるところもあります。

しかし、500倍といったあまりにも高すぎるレバレッジはもはや武器ではなく、凶器となりうるレベルであり、初心者には全くお勧めできません。

レバレッジの点で言えば、国内の25倍でも十分に利益を増やしていくことは可能です。

特に海外の口座は日本語にサポートしていないことや、出金時にトラブルが発生したというケースもありますので、初めは日本の証券口座を選ぶことが無難と言えるでしょう。

レバレッジをうまく使いこなしていこう!

ここまででレバレッジの基本的な解説から具体的な取引イメージまで見ていただきました。

では、私たちのような少額から始める一般人のトレーダーはどのようにレバレッジを考えればよいのでしょうか?

初めてFXに触れるという方はレバレッジは最低単位の取引ができるだけかければ良いということを意識することが大事だと思います。

上でも説明しましたが、FXで運用するのに必要な最低単位は100万円程度となっています。

そのため、始める資金が4万円であれば25倍、10万円であれば10倍、50万円であれば2倍、といったように、最低限FXが出来る分だけレバレッジをかけていくことが賢い選択と言えます。

最初は少額、低レバレッジからスタートして、慣れてきて運用額を増やしたい思ってから徐々に上げていくのが失敗しないFXのやり方と言えます。

いきなり大きな損失を生み出さないよう、資金とレバレッジの管理はFXをやるうえで絶対必要なことと覚えていただけると幸いです。

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