このままでは日本で暮らせない~人口減少とお金の勉強~

自分の老後は今から自分で守るしかありません

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お金について学ぶことが他の先進国では当たり前のことであり、学ばない日本がもはや非常識であるということについて、【こちら】の記事で紹介しました。

しかし他の国と比較するまでもなく日本の現状の点から考えてみても、「お金の勉強」がこれからの日本では必要となることがわかります。今回は、「これからの日本で起こること」という観点から資産運用の必要性について学んでいきたいと思います。

~お金の勉強とは②~

人口減少が経済に悪いとされる理由

よく少子高齢化が問題として取り上げられています。厚生労働省の発表では、人口は現在の約1億3000万人から2060年には約8600万人まで減るという予測が立てられております。

では少子高齢化の何が問題なのでしょうか。様々な分野で問題が発生すると言われていますが、ここでは経済の分野で起こり得る問題をまとめてみたいと思います。

端的に言えば、人口が減るということは消費が減ることを意味します。考えてみれば、人が1人生まれて成長していく過程で教育費としてお金は使いますし、20代から働き始めてからは自分や家族のために様々にお金は使います。

ちなみに、日本人が一生で使うお金はおよそ2~3億円といわれています。

経済にとってお金の流れは、人体で言う血液を表します。血液の流れが悪くなると、人体に影響が出るように、お金の流れが悪くなると、経済は衰退していきます。

1億3000万人から、8600万人まで減るということは、約3分の1の人口が減ることになります。あなたの血液の量が3分の2になったら大問題だと思いませんか?

日本の経済はオリンピックを境に衰退すると言われていますが、どこまで衰退するのかわからないほどに下降線をたどっていくかもしれないのです。

さてこのような状況であなたは自分の老後について心配になりはじめないでしょうか?

自分の身を自分で守れない老人になる

日本人は平均的にいつから自分の老後について考えるのでしょうか。多くの場合、日本人の多くは50代頃からと言われています。これは自分の子供が自立し手が離れ、自分のセカンドライフ、老後について考えるそうです。

これを聞いて、あなたは早いと思うでしょうか。それとも遅いと思うでしょうか。

今までの日本だと遅くはありませんでした。というのも、従来の日本では年金制度や退職金制度が充実していたため、それからでも遅くはなかったのです。ところが、アメリカの場合、国の方針によって年金制度などの社会保障も充実していないため、10代や20代という若い時から生きるためにお金について考えないといけません。

ここで立ち止まって考えてほしいのですが、あなたはいつから老後を迎えるでしょうか。それは30年後、40年後でしょうか。その時、国はあなたを守ってくれるでしょうか。

先ほど述べた少子高齢化によって起こる人口の減少、経済の衰退…国が今と同じ水準で国民を守ってくれる保証など、どこにもないのです。

お金について考えることは「転ばぬ先の杖」

地震の対策でよく、タンスの上に突っ張り棒を設置したり、非常食を用意している方も多いと思います。では、なぜ地震の対策するのでしょうか?大きな地震は、明日くるかもしれないし、1年後かもしれません。もしかしたら生きている間に来ないかもしれません。

それでも多くの方はいつ来るかわからない地震の対策をしています。それでは、日本の経済がいつ崩壊するかわからないのにも関わらず、なぜお金についての対策をしようとしないのでしょうか??

お金について考える資産運用は資本主義社会のなかではやって当たり前のことなのです。これが日本の中という観点から見た「お金の勉強」を行う理由なのです。

でも、お金の勉強とかはもっと大手の企業とかに勤めてる人がやるべきことで、自分には関係ないのでは……とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、お金について学ぶことは年収や学歴などに今一つ自身が持てない人ほどやるべきことなのです。

なぜあなたがお金の勉強を「今」から行う必要があるのか、【次の記事】で説明しております。

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