あなたの仕事がなくなる!?儲け続ける経営者

AIの進化によって近いうちに様々な職業がなくなるだろうと言われております。例えばタクシーの運転手、自動運転の技術が完成すれば無人タクシーが運行できるようになり過去の職業となることでしょう。

では、あなたの仕事はAIに取って代わられると思いますか?その時あなたはどうやって生活していますか?

【前回の記事】では貧富の格差が相続といった点でも拡大していくというピケティの主張を紹介しました。

今回の記事ではその続きとして、「情報技術」の発展という点から、あなたが「労働者」であり続ける以上、勝ち組の仲間入りができない理由というのをご紹介したいと思います。働き続ける人生に疑問を感じていたら、是非一読いただければと思います。

今回のシリーズでは【第1回目の記事】からピケティの経済学の理論に着目して、働いても豊かにならない理由についてまとめております。まだお読みでない方は先にそちらにご覧ください。

ピケティの経済学③

仕事はなくなる

お金持ちと貧しい人、これを簡単に言い換えると「雇う人」と「雇われる人」ということになります。

もちろん企業の大小によって経営者事情は異なりますし、被雇用者の中でも外資系企業のように高い給料をもらっている人はいるでしょう。

しかしある一つの会社で見たときに、その会社の経営者とその会社のイチ平社員では当然「雇う側」である経営者の方がお金を持っています。その企業で働く人の給与は全て経営者に決定権があるからです。

まだ雇われる人が給与をもらっている段階なら幸せかもしれません。今後の技術の発展によって職すら失うかもしれないのです。

AIやロボットの進化も格差の拡大に

ここで近年成長が目覚ましい「ロボット」や「AI」について考えてみましょう。今では多種多様なロボットが開発され、人間の仕事に代わる存在となるというニュースはどこかで耳にしたことがあると思います。

さあ、あなたの行っている仕事の代わりとなるロボットやAIが登場したとしましょう。そしてそのロボットがあなたの給料より安いコストで導入できる状況になったとしたら?平社員であるあなたはもう不要な存在となります。つまりクビです。

しかし、経営者はこのロボットを導入するかしないかを、人を雇うのと同様に選択する立場です。そしてあなたがリストラされて路頭に迷っている間も、ロボットを使って得た収益を手にすることができます。

人間の仕事がそんな簡単に機械にできるわけない、と思い込んでいる方は技術の進歩が思いもよらないスピードで進んでいることを認識すべきです。

時給2000円以下の仕事はAIで出来る

あるアメリカの研究では、時給20ドル以下の仕事、日本円ですとおよそ時給2000円以下で働いている人の仕事の83%は、AIが代わりに行うほうが効率が良いという結果が出ているのです。一方で時給が高い仕事はAIで代替することは難しいとされています。

ここで、あなたの仕事は時給2000円以上の価値があると思いますか?時給2000円は月収でおよそ32万円です。自信を持って価値があると思えないのならば、あなたが今座っている机は、近い将来AIが使っています。

非人道的だ、残酷だ、と言われるかもしれませんが、この競争が激しい社会の中で会社の経営者も効率を求めざるを得ない状況なのです。

そのような状況で、言われた仕事だけを淡々とやっていればいいと思っている人が生き残るための場所はこの先の社会に用意されていないのです。

しかし、現状でいきなり転職をしたり、そういった特殊なスキルを身につけたりすることは難しいと思います。しかし、私たちにも、この「r>g」という格差が凝り固まってしまった社会のジレンマから抜け出す方法がたった1つだけあるのです。

その方法について【次回の記事】でお話しいたします。ヒントは「rに着目」です。(④に続く)