学歴は変わらない。でもお金については知った人の勝ち!

人生の逆転を狙いたいなら「お金」について正しく知ろう

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「お金の勉強」と言われると、なんだか意地汚い、という印象を持つ方もいらっしゃるかもしれません。しかしこれからの日本で、できれば豊かな暮らしをしたい、もっと言ってしまえば最低限の生活を送るためは、「お金の勉強」というのは避けては通れないものであると言えます。

今回は、日本における「お金の勉強」とはどういうものなのか?そして、なぜ「お金の勉強」をする必要が生まれているのか、についてわかりやすく説明していきたいと思います。

こちらは「お金を学ぶ」ことに関する記事の3回目です。最初からお読みになりたい方は【こちら】からどうぞ。

~お金の勉強とは③~

 きっと続くだろう「学歴≒収入」の方程式

お金とは、生まれてから死ぬまで、いえ、もっと言えばあなたが生まれる前から死んだ後まで使われるものであり、あなたの一生涯で使っていくお金について学ぶということは当たり前のことであると言えます。

しかし、日本人であればほとんどの人が受けているであろう義務教育のカリキュラムにおいて、お金について学ぶ機会がありません。お金について学ばないにもかかわらず、現在の日本では学歴で将来のある程度の収入が決まっているという、おかしな状況が発生しているのです。

「近年は『学歴社会の崩壊』と言われているじゃないか」と思われる方もいると思われますが、今一度現在の日本のシステムを考えてみましょう。

社会のシステムを作っている官僚や大企業のトップです。現状ではこういったポストは高学歴の人がほとんど独占しています。彼らが「学歴社会は終わりだ」といって、自らの収入や社会的地位をわざわざ下げるようなシステムを作ると思いますか?

よって、「学歴が収入を決める」というトレンドが終わることは現在のところ、ほとんどないと言って過言ではないでしょう。

ほとんどが使えない知識で高い収入を得ている

さて、一般的に生涯年収は学歴に比例すると言われています。もちろん中卒でも稼いでる方はいますし、東大卒でもニートはいますが、平均的にみるとこのように言えるでしょう。

では、旧帝国大といわれる国立大学や、早稲田や慶應などを代表とする『名門』と言われる学歴を持つ人々に、生涯の収入で勝つにはどうしたらいいのでしょうか。

これを考えるうえで、高学歴の人たちが学んできたことを考えてみましょう。

高学歴であるということは小学校から高校までの授業をよく理解しているということになりますが、その内容を思い出してみると、リトマス紙、源氏物語、微分積分などなど……。さて、これらを将来的に仕事や生活でどれだけ使うでしょうか??

もちろんこれらの学習内容も、思考力や科学的好奇心の育成、あるいは教養を得るためには大切なことであると思います。ただ、使うのかどうかもわからないものを学び、生涯使うお金について学ばないのはおかしいと思いませんか??

もし、今あなたが社会人であろうと、大学生だろうと、中卒で職人をやっていようと、不思議なことにこのお金について学ぶ機会はないのです。

「お金の勉強」なら今からでも勝てる

あなたが今から高い所得を得られる職業になりたいと考えます。しかし、プロ野球で活躍する甲子園出身の野球選手に、今から野球を練習して勝つことができるでしょうか?今から東大を目指して高学歴を手に入れることが現実的に可能でしょうか?

これらのスキルというものは幼いころから積み重ねてきたものが多く、だからこそ社会ではそれを評価され、高い収入を保証されているのです。彼らが長い年月をかけて得てきたもの、そのレベルまであなたが今から積み上げていくことは難しいでしょう。

では一方で「お金の勉強」について考えてみましょう。あなたの周りの人を想像してみると、お金について積極的に学んでいる人がどれだけいるでしょうか。決して多くはいないと思います。

これは、あなたの周りに限ったことではありません。日本全国、東大生も、慶應ボーイも、職場の先輩もほとんどの人が学んでいないのです。

お金に関してはみんながゼロベースで今から積み重ねても遅くないものです。そして現在の日本では「学ぼうとアクションを起こした人」だけが知ることのできる特別なものになっているのです。

だからこそ、現在の学歴で凝り固まってしまった社会構造であなたが自由に生きていくために、お金について正しく知る、「お金の勉強」を学び始める必要があるのです。

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