投資信託では自分で何を買うか決めるわけですが、どこの投信を買うかまで自分で決められます。
食べ物で例えると同じ鶏肉を買うとしても、国産の鶏肉を買うのか外国産の鶏肉を買うのかを決めるイメージです。
投資先によってリスクやリターンが大きく異なる場合があるため、自分がどこに投資するかを把握しておくことはとても重要です。
投資信託の投資対象は株・債券・不動産など色々ありますが、今回は株を用いた場合のお話をさせて頂きます。
それではまず国内に投資した時の値動きの特徴を解説していきます。
1.国内
まず結論から言うと、国内株式はローリスクローリターンと言われています。
理由としては、日本の政治や経済は比較的に安定していますが、経済成長率から見てわかる通り、これからの成長はあまり見込めないからです。
しかし国外との投資信託とは違って、国内の投資信託は私たちが早くニュースなど知ることができ、海外のお金の影響を直接受けにくいので、そこはメリットと言えるでしょう。
2.先進国
そもそも先進国とはどのような国を指しているのか簡単に言うと、生活水準が高く発展した国のことを指します。
具体的には、G7に属するアメリカ・ドイツ・日本・フランス・イタリア・カナダ・イギリスが先進国と言われています。
※しかし投資信託では日本を先進国として入れない場合が多いです。
先進国株式は米国の状況に大きく左右されやすいという特徴を持っています。
先進国も日本と同じように低リスクと言えますが、リターンに関しては日本より見込めるでしょう。
3.新興国
では新興国とはどのような国のことを言うのでしょうか?
新興国とは先進国に対し、今はまだあまり発展していないけれど、これから市場が伸びる可能性が高い国のことを指します。
具体的には東南アジア・中東・中南米などの国を指します。
これらの国は政治の不安定や地域の紛争のリスクがありますが、それを考慮しても魅力的な大きなメリットがあります。
人口が増えるということはそれだけ物を消費してくれる人が増えることなので、経済発展が見込めます。
結論として、新興国への投資はハイリスクハイリターンということができます。
安心して投資できるように、投資先をしっかり理解しよう
いかかでしたか?どこに投資すべきかはあなたの目的によって大きく変わります。
しっかり投資先を理解していれば、ニュースなどにも意識が向くようになります。
結果的に、あなたの人としての価値をさらに高め、一歩先の投資ライフを歩んでいけるのではないでしょうか。
次回の記事では株と債権の特徴についてお伝えします。