今話題のプログラミングスクール WebCampを立ち上げた大島CEOが考える「仕事」とは?

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圧倒的に武器になる何かを手に入れるべし

―では実際に起業した大島さんから、社会人を数年経験してこれから起業やセカンドキャリアを考えている人に向けて、何かアドバイスできることはありますか?

「もしこれが学生に対してであれば、自分のように『まず行動してみる』ということが適切だと思います。

学生というのは経験もスキルもないですが、体力と時間はあるので運動量を追求していく事が成果を出すための近道だと思います(もちろんしっかり頭を使いながら)。

一方で社会人の方に対してですと、家族がいるなど様々な責任が生まれてくるので、なかなか何も考えず行動する、ということが難しくなってしまいますよね。

その中でも戦うなら、圧倒的に武器になる知識やスキルを持っておくということが必要になると思います」

―強みを持つという事でしょうか?

「そうです。そしてそれは何でもいいと思います。人によるのでプログラミングならプログラミングで良いと思いますし、または金融でも、さらには食などでもよいと思います。

一見お金にならないようなことでも、その分野を究めている状態なら、いつでも自分を助けてくれるものになると思います」

働くことは素敵なこと

―ではインタビューの最後に、これから会社をどのようにしていきたいか、大島さんが目指しているビジョン等があれば教えてください。

「そもそも『働く事ってどういう事だろうか?』と考えた時、仕事は人に生きる意欲を与えるものであると私は考えています。

人は仕事を通して社会に貢献し、そして成長をしていきます。ここでいう仕事というのは趣味のようなものです。仕事は社会へコミットすることであり、社会資源を有用に活用することで一人ではできないような社会変革させるものだと言えます。

仕事を通して社会へのコミットをすることにより充足、尊厳を得ることができます。それが生きる意欲に繋がっていきます。これはとても素敵な事であると思っています。

自分という価値を高めるためにはその人の成長やスキルアップが必要であり、私たちはそのために質の高い教育によって実現していきたいと考えています」

―たしかに、売り上げや社会への還元といったものを会社は求められがちですが、その前に揺るがない信念というのは重要ですね。

大島さん、今回はお忙しい中取材に応じていただき、本当にありがとうございました。

企業紹介:株式会社Infratop

渋谷区に本社を持つ2014年11月設立のベンチャー企業。

「学びと仕事を通して人生を『最高の物語』にする」を会社の基本理念として、質の高い学習でスキルを習得し、活躍の場に至るまでのサポートまでを一貫して行うことで新しい生き方を提供することを目指している。

現在は主にプログラミング教育事業をメインとし、未経験で始めても即戦力のエンジニアとして転職を保証まで行ってくれる「Webスク」やオーダーメイドのプログラムを短期間で習得することを目指した「WebCamp」などのサービスが提供されている。

どのコースも受講期間中は教室に通い放題という特性からプログラミングを確実に習得できる手厚いサポートを受けられる点が高く評価されている。

【インフラトップHP】http://infratop.jp/

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