もし明日から仕事がなくなってもあなたは生きていけますか?
企業の寿命が20年前後と縮まっている今、1つの会社にずっといようと思うのは極めてリスクが高い選択だと言えます。
そんな中、今年は政府や大企業などを筆頭にどんどん副業解禁の流れがきており、まだまだ副業を認めている企業は少ないですが、今後ますます副業が当たり前になってくるでしょう。
副業解禁の理由としてはさまざまなことがあげられると思いますが、これはつまり『リスクに備えよ』という意味だと考えられます。
では今回はなぜあなたが副業を始めるべきなのか、大きく3つにまとめましたのでご覧ください。
1.競争の激化
あなたは『人手不足』と『人材不足』の違いはご存知ですか?
例えば人手不足というのは、「誰でも良いから人が欲しい」といったような意味で使われますが、人材不足というは「有能な人が欲しい」という意味で使われます。
現在日本は労働者が足りていなく、人手も人材もどちらも不足しています。
しかし将来的に見たときに、誰でもできる『人手』が必要な仕事はどんどん減っていき、競争率が上がるので賃金も落ちていきます。
一方で優秀な人材はどんどん希少価値が上がっていき、あなたが仕事を選ぶ側になることができます。
しっかり副業ができるようになるまで努力をして、自分の価値を高めることができれば、競争しなくて済むのです。
2.機械にとって変わられる
あなたもよく聞くと思いますが、多くの職業が人工知能(AI)によってなくなってしまうのではないかと懸念されております。
確かにそれは時代の流れから間違いないと思いますが、その中でも必ず必要とされる人がいます。
それは『変化に強い人』です。
AIに仕事を奪われることを心配してもそれは避けられないので、しっかり切り替えてまた時代の変化に応じて学び直す必要があります。
ニュースなどに気を配り、今後の未来を予測する力がある人が求められていくでしょう。
3.年金がもらえる保証はない
上記で述べたとおり、少子高齢化が加速しているため、我たちが年金がもらえるかはわかりません。
年金を受け取れる年齢も、今は基本65歳となっていますが、これが70歳、75歳となってくることが予想され、私たちは死ぬ間際まで働かなければならないかもしれません。
今のうちに自分の力でお金を稼げることができれば、貯金もできますし、定年後でも自分で仕事を生み出すことができます。
最悪の事態を想定していれば何も怖いものはないのです。
人を期待するのをやめよう
多くの人は国や会社に期待しがちな傾向があり、私たちは年金がもらえるのが『当たり前』と思っていたり、『会社がずっと雇ってくれる』のように考えています。
しかし期待というのは裏切られるものです。
会社や国は自分の人生の責任を持ってくれないので、自分で自分を守る必要があり、その守る手段として副業が有効になってくるでしょう。
今回は副業をしなければいけない理由についてお話しましたが、次回は副業にバイトはありか?というテーマでお話しさせて頂くのでぜひご覧ください。
※副業できるかは会社によりますので、もしする際は会社に確認をお願いします。