金融商品には株・債券・不動産・コモディティ(金、プラチナ)など色々な投資対象があります。
最初はどれに投資すればいいか分からない思いますが、まずは基本の株と債券投資を覚えていれば問題ないでしょう。
お金を運用する上で、基礎の基礎の内容なのでぜひおさえといて頂きたいと思います。
今回はそれぞれの用語の復習と、投資信託で利用した場合の特徴を解説していきますのでご覧ください。
株を買うと会社の一部になれる
昔から株という言葉をよく聞きますが、あまり理解できてない人が多いのではないでしょうか。
分かりやすく言うと、株を買うとその会社の経営権の一部を手に入れることができ、経営権を手に入れるとあなたは3つの利益が見込めます。
1.会社がうまくいっている時に出される 『配当金』
2.株主になってくれたお礼にもらえる 『株主優待』。
3.会社の価値の上げ下げによって発生する 『売買益』
1と2で利益を得ることをインカムゲインと言い、3の売買益によって利益を得ることをキャピタルゲインと呼びます。
※株についてもっと詳しく知りたい人はこちらをご覧ください
投資家は以上のような利益に期待して会社の株を売買しています。
投資信託においての株の特徴は?
株は一般的に債権よりハイリスクハイリターンと言われています。
なぜなら会社がこれからものすごく発展するのか、急に倒産してしまうのかは予測はできますが、確実に当てられる人はいません。。
しかし投資信託では様々な会社に投資し、リスクを分散する手法を用いますので、リスクを大きく減らすことはできます。
次回の記事で紹介するインデックスファンドは主にこのようなリスクを分散する手法を使っていますのでオススメです。
債券とは借金の証明書
債券とは一言で言うと借金で、借金をしたという証明のために発行するものだとイメージをすると良いでしょう。
主に国や大きな企業が利用し、利子が非常に低いことが特徴です。
そして毎年一定のお金を返済し、満期日という返済しなければいけない日になると、利子付きの借金を一気に返済をすることが特徴です。
国や大きな企業が倒れない限り、お金が返ってくるので株よりはリスクが低いと言えます。
投資信託において債券の特徴は?
一般的には債券は低リスク低リターンと言われています。
債券は市場で売買されているため、もちろん多少の値動きはありますが、とても安定していると言えるでしょう。
しかしもちろん元本保証はされていないので、頭に入れておく必要があります。
長い目で見ると意外なデータが?
今回の記事を読んで、株はハイリスクハイリターンで債券がローリスクローリターンと紹介しましたが、長期的な話となるとリスクが逆転するというデータがあります。
確かに5年くらいの短期間でみると株の方がリスクはりますが、過去200年のデータから長期的な目線でみると株より債券の方がリスクが高いという事実が分かりました。
世界的に有名なウォーレンバフェットも債券は長期的に保有するのはリスクが高いと発言しています。
なので10年以上の長期保有を予定しているのであれば、株式を買っておいたほうが賢い選択肢かもしれません。
次回はインデックスファンドとアクティブファンドについて解説します。